チャンピオンシップ(英2部)のバーミンガム・シティに所属する30歳の日本代表FW古橋亨梧は、加入後すぐに主力に定着した。しかし、期待されていたほどの結果を残すことができておらず、このまま先発の座を維持すべきかどうかで意見が分かれている。英メディア『ザ・72』が10日に報じた。
古橋亨梧、まだリーグ戦では無得点
古橋は2024年までスコットランド1部のセルティックで主力として活躍し、得点王や最優秀選手賞、年間ベストイレブンなど数多くの個人タイトルを獲得。今年1月には、ステップアップを目指してスタッド・レンヌへ移籍するも、6試合のプレーにとどまった。
そのため、環境を変えるためにバーミンガムへ移ると、EFLカップ1回戦のシェフィールド・ユナイテッド戦で初ゴールを決める。早速得点を決めたことでより期待度は高まったが、その後は公式戦6試合で1ゴールという状況から変わっていない。
それを踏まえ、同メディアは「バーミンガムのストライカー・古橋を巡り、サポーターの間で議論が起きている。スロースタートの中でも先発起用を続けるべきか、それとも変更すべきか?」と疑問を投げかけている。続けて「レスター・シティ戦において、巧みな動きや高いサッカーIQは見せたものの、降格組を相手にフィジカルの不足や存在感の薄さが目立ち、適応力に疑問符が付いた。ロングボールの的になっては何度もボールを失い、鋭いオフザボールの動きも効果は限定的。チーム全体が低調だったとはいえ、古橋は90分間ほとんど影を潜める結果となった」と指摘した。再び信頼を取り戻すには、次節のストーク・シティ戦で結果を残す必要がありそうだ。
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