サッカーのカナダ代表は10日、ウェールズ・スウォンジーにある「リバティ・スタジアム」でウェールズ代表と対戦し、1-0の勝利を収めた。この試合で決勝点を決めたのは、DFデレク・コーネリアス。その得点は、得意の左足で沈めた鮮やかな直接FK弾だった。
デレク・コーネリアスの見事な一発
地元開催となるFIFAワールドカップ26で、初の勝ち点獲得、そしてグループステージ突破を目指すカナダ。敵地でのテストマッチで、現役時代にはニューカッスルやリヴァプール、マンチェスター・シティでプレーしたクレイグ・ベラミー監督率いるウェールズと対戦した。
試合が動いたのは41分、アウェイチームが均衡を破る。
ゴール正面やや左、ゴールから約20mの位置でFKを獲得したカナダ。キッカーを務めたコーネリアスは、得意の左足を振り抜くと、美しい弧を描いたボールは、ゴール右隅に吸い込まれた。壁を超えてから鋭く落ちた、圧巻のゴールだった。
このゴールが決勝点となり、カナダが1-0でウェールズに勝利。6日にルーマニア相手に3-0で完勝した一戦に続き、国際親善試合2連勝を飾った。
