「年俸」はサッカー選手を評価する指標の1つである。どの選手がどれだけのお金を受け取っているのか気になるところだ。今回は、サッカー日本代表FW三笘薫が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの最新年俸ランキングを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『capology』を参照。金額が並んだ選手の順位はサイトの表示に準拠する。情報はすべて9月8日時点。[1/5ページ]
5位:ダニー・ウェルベック(元イングランド代表)
生年月日:1990年11月26日
2025/26リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト
推定年俸:361.9万ユーロ(約6億1518万円)
ダニー・ウェルベックは、ブライトンで推定361.9万ユーロ(約6億1518万円)の年俸を受け取っており、チーム内でトップ5に入る高給取りとなっている。
現在34歳のウェルベックは、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身。トップ昇格後はユナイテッドでのプレーを経て、2014年からはアーセナルに所属した。
しかし、アーセナルでは度重なるケガに苦しみ、2017年11月には右足を骨折。最終的に2019年に契約満了でクラブを退団した。
その後、ワトフォードで1シーズンを過ごし、ブライトンへ加入。当初は懐疑的な見方もあったが、持ち前の経験と献身性を発揮し、すぐに主力として定着した。
2024/25シーズンにはプレミアリーグ30試合に出場し、キャリア最多となる10ゴールを記録するなど、得点源としても存在感を示している。
ベテランとなった現在は、フィジカルを活かしたポストプレーや、中盤に下がってのつなぎ役など多様な役割をこなしており、ピッチ上の様々な局面で貢献。
若手選手からの信頼も厚く、ロッカールームでも欠かせない存在となっている。
ブライトンでの活躍が続く一方で、移籍市場のたびに古巣マンチェスター・ユナイテッドへの復帰が噂される。
とはいえ、クラブにとっては、ステファノス・ツィマスやハラランポス・コストゥラスら10代の才能が育つまで、計算できるベテランとしてウェルベックの存在が頼りになるはずだ。
