「年俸」はサッカー選手を評価する指標の1つである。どの選手がどれだけのお金を受け取っているのか気になるところだ。今回は、サッカー日本代表FW三笘薫が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの最新年俸ランキングを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『capology』を参照。金額が並んだ選手の順位はサイトの表示に準拠する。情報はすべて9月8日時点。[2/5ページ]
4位:ジョルジニオ・リュテール(フランス)
生年月日:2002年4月20日
2025/26リーグ戦成績:2試合0ゴール1アシスト
推定年俸:452.3万ユーロ(約7億6898万円)
ブライトンで4番目に高額な年俸を受け取っているのはジョルジニオ・リュテールで、推定年俸は452.3万ユーロ(約7億6898万円)にのぼる。
2024年夏、リーズから4670万ユーロ(約79億3900万円)の移籍金で加入したリュテールは、主に右ウイングとしてプレーする。
巧みな左足のボールタッチに加え、強靱なフィジカルを活かしてチャンスを作り出し、守備でも高い献身性を見せた。
シーズン終盤には負傷離脱を余儀なくされたが、プレミアリーグでは28試合に出場し、5ゴール3アシストをマーク。初年度から十分なインパクトを残し、2年目となる2025/26シーズンにはチームの背番号10を託されている。
この背番号変更は、プレー面だけでなくキャラクター面での信頼を反映したものでもある。
ファビアン・ヒュルツェラー監督は8月の会見でリュテールに言及し、「彼は素晴らしいコネクターだ。様々な文化、年齢、個性を持つ人たちをつないでくれる。ピッチ内だけでなく、ピッチ外でも大切な存在だ」と人間性を称賛していた。
その一方で、本人にはさらなる数字の上積みが期待されている。
リーズ時代の2023/24シーズンは、戦いの場が2部だったとはいえ、リーグ戦で6ゴール15アシストという圧巻の成績を残していた。
クラブが大金を投じて獲得したリュテールには、まだ大きな伸びしろがある。チームの象徴的な背番号を背負い、さらなる飛躍を遂げられるか注目が集まる。
