アイントラハト・フランクフルトに所属する27歳の日本代表MF堂安律が、8月のクラブ月間最優秀選手に選ばれた。同選手に関しては、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドも夏の移籍市場で獲得に動いていた経緯があり、英メディア『リーズ・ユナイテッドニュース』は、逃したのは痛手だと11日に報じている。
堂安律、移籍先で今季大活躍の兆し
堂安は2022年7月にPSVからフライブルクへ完全移籍し、昨季は公式戦36試合で10得点9アシストを記録した。その活躍を受けて、ボルシア・ドルトムントなどから興味を示される。多くの選択肢があった中で、最終的に行き先をフランクフルトに絞り、交渉の末に移籍が決定している。そして、加入後の今季公式戦3試合で早くも4得点1アシストを記録する活躍を見せていた。
リーズ専門記者のグラハム・スミス氏によれば、リーズも堂安獲得に本気で動いていたという。
同メディアは、リーズが今夏にホッフェンハイムから獲得したドイツ代表MFアントン・シュタッハと堂安を比較。続けて「リーズにとっては、シュタッハに支払った合計金額よりも安く獲得できた可能性があっただけに、大きな痛手となった」とし、「堂安は選手として脂の乗った時期を迎えつつあり、来夏のワールドカップで日本がダークホースとなるなら、その中心に彼がいる可能性は高い。彼が輝き続ければ輝くほど、リーズの悔しさは増すだろう」伝えている。なお、同選手はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場するチームを求めていたため、最初からリーズは選択肢になかったかもしれない。
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