【写真：竹中愛美】

メンバー発表会見に臨んだ船越優蔵監督

　日本サッカー協会（JFA）は12日、今月開幕するFIFA U-20ワールドカップ（W杯）チリ2025に臨むサッカーU-20日本代表のメンバーを発表した。会見に出席した船越優蔵監督は、大会への意気込みを語っている。

　日本代表は9月27日にエジプト代表、30日にチリ代表、10月3日にニュージーランド代表と対戦する。各グループの上位2位以内、もしくは3位のうち成績上位4チームに入ることができれば、ノックアウトステージに進出するレギュレーションとなっている。

　今回のメンバーには、これまで日本代表に招集された経験を持つ大関友翔、佐藤龍之介、ピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾、海外組からはレアル・ソシエダBでプレーする喜多壱也、ユールゴーデンの小杉啓太 、ヴァランシエンヌの高岡伶颯が選出された。

　船越監督は「激戦の最中で快く選手を送り出してくれたチームには感謝している。21名しかメンバーを選べない。選ばれなかった選手には、悔しさをパワーに変えて頑張ってほしい」とコメントした。

　また、A代表経験のある3選手については、「そこで得た経験や基準をチームに持ち込んでほしい。だからといって彼らが特別ではない。チームの中で良いパフォーマンスをしないと何も約束されていない」と強調した。

　さらに「これほど選手の成長に適したシチュエーションはない。是が非でも7試合を戦って帰ってきたい」と意欲を示した。

　日本代表は世界の舞台で結果を残すことができるだろうか。

（文：編集部）

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【了】