“世界最高峰“と呼ばれるプレミアリーグに日本人選手が毎年のように移籍を果たしている。今夏も新たな選手が挑戦を決断した中で、最も高額な移籍金で移籍した選手は誰なのか。今回は、移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や成績は『transfermarkt』を参照
2位:冨安健洋(とみやす・たけひろ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月15日
移籍先:ボローニャ→アーセナル
移籍日:2021年8月31日
移籍金:1860万ユーロ(約29.8億円)
2位には、2021年夏にボローニャからアーセナルに完全移籍した冨安健洋がランクインした。
2018年冬に19歳でアビスパ福岡からシント=トロイデンに移籍した冨安は、2019年夏にボローニャへと完全移籍を果たす。
ベルギー時代は主にCBでの起用が多かったが、セリエAでは右SBでの出場機会が急増。2シーズン弱でリーグ戦61試合に出場した。
複数のポジションをハイレベルでこなせるサッカーIQの高さと対人守備の部分などが評価され、2021年夏の移籍市場最終盤に1860万ユーロ(約29.8億円)の移籍金で名門アーセナルへと電撃移籍。デビュー戦から右SBを任され、当時開幕3連敗と苦しんでいたミケル・アルテタのチームの救世主的な存在となった。
日本代表では主にCBを務める冨安だが、アーセナルでのメインポジションはSBに。右でも左でもチームメイトや相手を見た上で適切なポジショニングを取れる頭の良さで潤滑油のような存在となった。
しかし、プレミアリーグ移籍1年目から怪我に悩まされ続け、2024/25シーズンは1年間を通してわずか6分間の出場に。2025年夏に双方合意の上で契約を解除する形でアーセナルを去った。
【関連記事】
最高額は誰!? プレミアリーグ、歴代日本人選手の移籍金ランキング1~5位 全紹介
最高額は誰!? プレミアリーグ、歴代日本人選手の移籍金ランキング6~10位 全紹介
最高額は誰!? プレミアリーグ、歴代日本人選手の移籍金ランキング1位
【了】