8年目に突入したサッカー日本代表(森保ジャパン)はこれまで数々の強豪国に勝利してきた。FIFAワールドカップ 26・アジア最終予選では圧倒的な攻撃力で世界最速でW杯出場を決めるなど、“歴代最強”と称されている。そんな森保体制の攻撃を牽引している選手は、いったい誰なのか。今回は、森保ジャパンでゴール関与数が多い選手をランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
※成績は11日時点の『Transfermarkt』を参照。
3位:久保建英(くぼ・たけふさ)

【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
森保一体制成績:45試合7得点15アシスト
ランキング3位にランクインしたのは、日本の“至宝”である久保建英だ。
バルセロナの下部組織出身の久保は、日本に帰国後、飛び級で各年代の日本代表でも活躍し、将来の日本を担う存在として注目を浴びていた。
そんな久保は、2019年6月に行われたエルサルバドルとの国際親善試合でA代表デビュー。当時18歳5日で、小野伸二を上回る歴代2番目の若さで出場した選手となった。
その後も継続的に日本代表入りを果たした久保だったが、しばらくは途中出場がメイン。それもあってか、A代表初ゴールはデビューから3年後のことだった。
自身初のワールドカップとなった2022年のカタール大会でも、それほどインパクトは残せず。ドイツ戦、スペイン戦ともに前半のみで交代。ラウンド16のクロアチア戦は欠場という結果だった。
その悔しさが、久保を成長させたのかもしれない。
W杯前回大会終了後、レアル・ソシエダではリーグ戦7得点5アシストを記録。シーズン全体では9得点7アシストと、どちらもチーム2番目の結果を残した。
日本代表でも、対戦相手のレベルに関係なく着々と結果を残し続けた。現在の成績(7得点15アシスト)のほとんどは、W杯前回大会終了後に記録したものだ(カタールW杯前は1得点)。
特にFIFAW杯 26・アジア最終予選では、他の選手に比べ群を抜く活躍を見せた。
年々手に負えない存在として成長を続ける久保。次回のW杯では中心として輝くだろう。