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フォーカス 3か月前

売るの下手すぎ!? アーセナル、売却額ランキング6~10位。物議を醸した移籍もランクイン

シリーズ:売却額ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 世界屈指のビッグクラブであるアーセナルは、これまでに数多くの所属スター選手を売却してきた。大概の移籍金は一般的に言えば大金と言える金額なのだが、ネームバリューや売却当時の活躍ぶりを踏まえると「もっと高値で売れたのでは?」と疑問が残る選手がいるのも事実だ。今回は、アーセナルの歴代売却額ランキングを紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。[3/5ページ]

8位:フォラリン・バログン(アメリカ合衆国代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:2001年7月3日
移籍先:ASモナコ(フランス)
移籍金:3000万ユーロ(約51億円)

 8位には、2023年夏にモナコへ完全移籍したフォラリン・バログンがランクインした。

 10日に行われた日本代表との試合でもゴールを決めたストライカーは8歳でアーセナルの下部組織に加入。U-18やU-21(当時はU-23)で記録的なペースで得点を量産したことで注目を集めた。

 しかし、当時のトップチームにはピエール=エメリク・オーバメヤンらエース級の選手が在籍していた上に、若手枠として2学年上のエディ・エンケティアもいたことから出場機会は限定的に。プレミアリーグでは2試合の出場に留まった。

 2021/22シーズン後半戦にローン移籍という形でチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のミドルズブラへ移籍すると、翌シーズンはフランスのスタッド・ランスへ武者修行。

 リーグ・アンで得点ランキング4位の21ゴールを決めて評価を高めた。

 スタッド・ランスへの移籍が大成功となったことを受けて、2023年夏にエース候補を探していたモナコが3000万ユーロ(約51億円)の移籍金を支払って獲得に成功した。

 アーセナルからすると有望株を流出した形にはなったが、トップチーム通算10試合出場の選手にこれだけの価値がついたことはポジティブだろう。

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