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売るの下手すぎ!? アーセナル、売却額ランキング6~10位。物議を醸した移籍もランクイン

シリーズ:売却額ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 世界屈指のビッグクラブであるアーセナルは、これまでに数多くの所属スター選手を売却してきた。大概の移籍金は一般的に言えば大金と言える金額なのだが、ネームバリューや売却当時の活躍ぶりを踏まえると「もっと高値で売れたのでは?」と疑問が残る選手がいるのも事実だ。今回は、アーセナルの歴代売却額ランキングを紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。 [5/5ページ]

6位:ロビン・ファン・ペルシ(元オランダ代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1983年8月6日
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:3070万ユーロ(約52.2億円)

 6位には、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍したロビン・ファン・ペルシがランクインした。

 2004年夏にフェイエノールトからアーセナルに加入したファン・ペルシは、アーセン・ヴェンゲル監督の下で主戦場をウイングからストライカーへと移す。

 結果的にこのコンバートが大成功となり、2010/11シーズンにはプレミアリーグで18ゴールを記録している。

 同シーズン限りでセスク・ファブレガスがバルセロナに移籍する形で退団すると、その後任として主将に就任した。

 新キャプテンとして迎えた2011/12シーズンは、怪我がちだったそれまでのコンディションを改善してプレミアリーグで全試合に出場。キャリアハイとなる30ゴールを奪い初の得点王に輝いた。

 しかし、ファン・ペルシは大成功のシーズン終了後にアーセナルと契約延長しない意向であることを表明する。主将であり、エースでもある大黒柱の移籍希望はファンの怒りを買った。

 クラブはやむを得ない形で同一リーグのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドにキャプテンを売却。当時のレートでは高額な3070万ユーロ(約52.2億円)の移籍金で放出した。

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【了】
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