世界屈指のビッグクラブであるリヴァプールFC(イングランド)は、数多くのスター選手を抱えている。サッカー日本代表の遠藤航も在籍する名門クラブにおける給料事情はどのようになっているのだろうか。今回は、そんなリヴァプールの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点。[2/6ページ]
9位:フェデリコ・キエーザ(イタリア代表)
生年月日:1997年10月25日
推定年俸:905万ユーロ(約15.4億円)
24/25リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト
果たして、“KOP”(リヴァプールファンの愛称)はフェデリコ・キエーザに支払われている推定年俸905万ユーロ(約15.4億円)をどう見ているのだろうか。
スピード、テクニック、アジリティを備えた万能型ストライカーは、2025/26シーズンの英プレミアリーグ開幕戦でチームを勝利に導く決勝ゴールを挙げた。
しかし、加入1年目の2024/25シーズンは大苦戦。昨季はリーグ戦6試合の出場にとどまり、得点もアシストも記録できないまま1年を終えてしまった。
キエーザがリヴァプールの最新推定年俸ランキングで9位になったという事実に対して「デビューシーズンに何もできなかった男にそれだけの大金を支払うべきなのか?」と疑問を抱くKOPは少なからずいるだろう。
そもそも、2024年8月に同クラブがキエーザを獲得したこと自体が驚きをもって各メディアで報じられた。
何しろ、キエーザは所属していたユヴェントスで構想外となっており、リヴァプールが獲得を優先すべきポジションの選手ではなかったからだ。
開幕戦となった現地時間8月15日のボーンマス戦で移籍後初ゴールを決めたことで、キエーザのプレミアリーグ挑戦はようやく幕を開けた。
新たな環境への適応にだいぶ時間がかかったからこそ、これからは15億円超えの給料に見合うだけのプレーを見せなければいけない。キエーザにはKOPのシビアな眼差しが注がれている。
自身のキャリアを大いに飛躍させたフィオレンティーナ時代を彷彿とさせるようなプレーができるようになれば、推定年俸ランキングにおけるキエーザの立ち位置はより上の順位となるはずだ。
