世界屈指のビッグクラブであるリヴァプールFC(イングランド)は、数多くのスター選手を抱えている。サッカー日本代表の遠藤航も在籍する名門クラブにおける給料事情はどのようになっているのだろうか。今回は、そんなリヴァプールの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点。[3/6ページ]
8位:アレクシス・マック・アリスター(アルゼンチン代表)
生年月日:1998年12月24日
推定年俸:905万ユーロ(約15.4億円)
24/25リーグ戦成績:35試合5得点5アシスト
リヴァプールFCの最新推定年俸ランキングで8位になったのは、背番号「10」を引き受けた“中盤の支配者”アレクシス・マック・アリスターだ。
チームの心臓部として代替不可と言える存在になっている同選手は、推定905万ユーロ(約15.4億円)を受け取っている。
数多くのスター選手がひしめくリヴァプールにおいても、勝敗の行方に直結するほどの影響力を持つ選手は限られている。
あらゆる局面に顔を出し、攻守両面で絶大な貢献度を誇るマック・アリスターはそんな特別な選手のうちの1人だ。
前所属クラブのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)でも優れた能力を示していたが、2023年7月のリヴァプール加入以降はさらに選手としての格を一段引き上げている。
加入1年目の2023/24シーズン、マック・アリスターはユルゲン・クロップ監督から本職ではないアンカーの位置でのプレーを求められ、本来の力を発揮しきれない時期も経験した。
だが、遠藤航がアンカーに収まったことで守備の役目から解放されると、チームを勝たせるパスやゴールが増加。
その後は常に中盤のファーストチョイスに据えられ、現在のアルネ・スロット体制においても圧倒的な存在感を放っている。
マック・アリスターのチームへの貢献ぶりを踏まえると、15億円超えの給料はもはや安価にすら思えてしまう。
移籍市場を見渡しても、マック・アリスターほどの能力と献身性を備える選手はなかなか見つからないからだ。
今回の推定年俸ランキングでは8位にとどまったが、1年後に再調査をすればマック・アリスターの名前をより上位で見ることができるかもしれない。
