世界屈指のビッグクラブであるリヴァプールFC(イングランド)は、数多くのスター選手を抱えている。サッカー日本代表の遠藤航も在籍する名門クラブにおける給料事情はどのようになっているのだろうか。今回は、そんなリヴァプールの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点。[4/6ページ]
7位:アンドリュー・ロバートソン(スコットランド代表)
生年月日:1994年3月11日
推定年俸:965万ユーロ(約16.4億円)
24/25リーグ戦成績:33試合0得点1アシスト
リヴァプールの最新推定年俸ランキングで7位になったのは、高精度のクロスと無尽蔵の運動量で左サイドを蹂躙し続けたアンドリュー・ロバートソンだ。
世界最高峰の左サイドバック(SB)として確固たる地位を築いたロバートソンは、推定965万ユーロ(約16.4億円)を受け取っている。
2017年7月にハル・シティからリヴァプールに加入した同選手は、移籍直後こそアルベルト・モレノの牙城を崩せなかったものの、次第に主力の座を確保する。
1試合の中で何度も上下動を繰り返すことができるスタミナと、ゴールに直結する鋭いクロスを武器に活躍し、ユルゲン・クロップ監督から左SBのファーストチョイスと見なされるようになった。
ただ、クラブ史に名を残す左SBを取り巻く環境も変わりつつある。2024/25シーズンは英プレミアリーグで33試合に出場したが、アシストは1つのみと満足のいく成績は残せなかった。
今夏にはアトレティコ・マドリード行きが噂されるも、結局リヴァプールに残留。開幕戦となった現地時間8月15日のボーンマス戦で60分から途中出場するも、以降の2試合はベンチ暮らしとなっている。
新加入組であるケルケズ・ミロシュの後塵を拝しているロバートソンに対して16億円超えの給料を支払うことを、クラブがどう考えているか。
疑いの余地がない功労者であるだけに、クラブとしては円満な出口戦略を模索している最中なのかもしれない。
