世界屈指のビッグクラブであるリヴァプールFC(イングランド)は、数多くのスター選手を抱えている。サッカー日本代表の遠藤航も在籍する名門クラブにおける給料事情はどのようになっているのだろうか。今回は、そんなリヴァプールの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点。[5/6ページ]
6位:フロリアン・ヴィルツ(ドイツ代表)
生年月日:2003年5月3日
推定年俸:1206万ユーロ(約20.5億円)
24/25リーグ戦成績:31試合10得点13アシスト
今夏の移籍市場における人気銘柄の1人だったフロリアン・ヴィルツが、リヴァプールの最新推定年俸ランキングで6位に食い込んだ。
推定年俸は1206万ユーロ(約20.5億円)となっている。
ブンデスリーガのスター選手だったヴィルツがリヴァプールと契約を結んだのは、今年7月のことだった。
1億2500万ユーロ(約212.5億円)にものぼる巨額の移籍金が、創造性豊かな万能型ミッドフィルダーに対する絶大な期待感を表している。
抜群のテクニック、ゴール・アシストでの高い貢献度、スピードに頼らずとも単騎突破できるドリブルスキルと、ヴィルツの能力を挙げ始めればキリがない。
新加入の選手にいきなり高額な年俸を渡す行為は、チーム内のヒエラルキー崩壊を招くリスクをはらんでいる。
だが、前所属クラブのバイエル・レバークーゼンで公式戦通算197試合57得点65アシストを積み上げたヴィルツであれば、20億円超えの給料を与えても然したる問題は起こらないだろう。
一流の選手たちは、一流の新加入選手を難なく受け入れるものだ。
ヴィルツの新たな船出は、今のところ順調そのものだ。2025/26シーズンのプレミアリーグでは3戦連続で先発出場。4-2-3-1システムのトップ下として攻撃のタクトを振るっている。
特に1トップを任されている同期入団のウーゴ・エキティケとは早くも良好な関係性を築いており、リバプールの新ホットラインを形成している。
ヴィルツがこのままの活躍を続けていけば、1年も経つ頃には推定年俸ランキングのトップ5入りのみならず、ナンバー1の座も狙えるはずだ。
