世界屈指のビッグクラブであるリヴァプールFC(イングランド)は、数多くのスター選手を抱えている。サッカー日本代表の遠藤航も在籍する名門クラブにおける給料事情はどのようになっているのだろうか。今回は、そんなリヴァプールの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点。[3/5ページ]
3位:アレクサンデル・イサク(スウェーデン代表)
生年月日:1999年9月21日
推定年俸:1689万ユーロ(約28.7億円)
24/25リーグ戦成績:34試合23得点6アシスト
やはり、英プレミアリーグ屈指の点取り屋は超高額な年俸を手にする権利を有している。
リヴァプールFCの最新推定年俸ランキングでトップ3に入ったのは、今夏の新加入組の中でも一際高い注目度を誇るアレクサンデル・イサク。移籍市場最終日に名門入りを果たした25歳のストライカーは、推定1689万ユーロ(約28.7億円)を受け取ることになる。
イサクは、6歳の時に地元クラブのAIKソルナ(スウェーデン)ユースに加入。2016年2月、16歳にして同クラブでプロデビューを飾った。
一気に注目を集めたのはレアル・ソシエダ(スペイン)時代であり、公式戦通算132試合で44得点8アシストをマーク。イサクは欧州の強豪クラブが獲得に関心を示す存在となった。
今夏のリヴァプール加入時には、所属元のニューカッスル・ユナイテッドFC(イングランド)と大きな遺恨を残した。移籍を熱望したイサクはニューカッスルとの契約が残っていたものの、クラブに残留することを拒否。
“デッドラインデー”の今月1日にリバプール加入を勝ち取った。
2024/25シーズンの成績(リーグ戦34試合23得点6アシスト)を踏まえると、28億円超えというイサクの高額年俸は「必要経費である」と割り切ることができる。
ただ、加入1年目で新たな環境に即フィットするかどうかは未知数。仮に2025/26シーズンのイサクの成績が散々なものに終わった場合は、期待が一転して不満に変化してしまうだろう。
「安い買い物だった」と評価されるか、それとも「大金の無駄遣い」と酷評されるか。今季終了後のイサクの評価は両極端な結果となるはずだ。
