世界屈指のビッグクラブであるリヴァプールFC(イングランド)は、数多くのスター選手を抱えている。サッカー日本代表の遠藤航も在籍する名門クラブにおける給料事情はどのようになっているのだろうか。今回は、そんなリヴァプールの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点。[4/5ページ]
2位:フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表)
生年月日:1991年7月9日
推定年俸:2111万ユーロ(約35.9億円)
24/25リーグ戦成績:37試合3得点1アシスト
長年に渡るクラブへの貢献度、そして34歳になった今もなお世界最高峰のセンターバックで在り続けている点を踏まえると、フィルジル・ファン・ダイクがリヴァプールFCの最新推定年俸ランキングで2位に位置しているのは何ら不思議なことではない。
現在の推定年俸は2111万ユーロ(約35.9億円)となっている。
ファン・ダイクが同クラブに加入したのは、2017/18シーズン途中の2018年1月。移籍金は、ディフェンダーとしてはプレミアリーグ史上最高額となる8465万ユーロ(約143.9億円)にものぼった。
加入後、ファン・ダイクは14年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ優勝や30年ぶりのリーグ制覇に貢献するなど、クラブの新たな黄金期の体現者に。近年の“強いリヴァプール”は、ファン・ダイクの存在なしには語れない。
ファン・ダイクが受け取っている35億円超えの超高額な年俸を「高すぎる」と批判する者は、もはやどこにもいないだろう。圧倒的な強度の対人守備のみならず、抜群のキャプテンシーでチームメイトをけん引するその姿は、まさに闘将そのものだ。
プレー面でも精神面でもチームの絶対的な支柱となる男に支払う対価として、現在の年俸には妥当性がある。
ファン・ダイクとリヴァプールの契約は2027年6月30日に満了となる。“ファン・ダイク以後”を今と変わらないような成功に満ちたシーズンにしていくために、クラブは信頼できる後釜を発掘する必要がある。
もっとも、どれほどの大金を投入したとしても、ファン・ダイクほどの選手を確保するのは容易ではないだろうが……。
