スペイン・ラ・リーガ第4節、バルセロナ対バレンシアの試合が現地時間14日に行われた。試合は6-0でバルセロナが勝利している。この試合では、バルセロナに所属するスペイン代表MFフェルミン・ロペスが芸術的な連携から先制ゴールを決めて、チームの勝利に貢献した。
芸術的な連携から先制ゴール
【写真:Getty Images】
代表ウィーク明けの一戦。チームを率いるハンジ・フリック監督は、DFパウ・クバルシ、MFペドリ、FWマーカス・ラッシュフォードらを先発に起用した。
試合開始から、バルセロナがボールを保持してバレンシアを押し込み、チャンスを作る展開が続く。迎えた28分、最終ラインで攻撃を組み立てていたクバルシを起点に、バルセロナがスコアを動かした。
ピッチ中央付近でボールを持ったクバルシは、バレンシアのブロックの間を縫うように前線目がけてロングパスを送る。このボールに対して、FWフェラン・トーレスとフェルミンが反応した。相手DFの前のスペースにいたフェランは、バレンシア最終ラインの裏にフリックでボールを流した。すると、クバルシがパスを蹴るのと同時に動き出していたフェルミンのもとへボールが繋がる。フェルミンは冷静に流し込み、バルセロナが先制ゴールを記録した。
クバルシの見事な縦パス、フェランの芸術的なフリック、そしてそれを予知していたかのように動き出していたフェルミンの3人による完璧な連携から生まれたゴールだ。その後、ラフィーニャとレヴァンドフスキがそれぞれ2ゴール、フェルミンも豪快なミドルを決めて、バルセロナが6-0でバレンシアを撃破している。
勝利したバルセロナは、18日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・リーグフェーズ第1節のニューカッスル・ユナイテッド戦に臨む予定だ。