昨シーズン、圧倒的な強さで国内3冠を成し遂げたスペインの名門バルセロナ。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、バルセロナの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点[2/5ページ]
9位:ダニ・オルモ(スペイン代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年5月7日
推定年俸:1250万ユーロ(約21.2億円)
24/25リーグ戦成績:25試合10得点4アシスト
最新の推定年俸ランキングで9位となったのは、昨季10年ぶりに古巣バルセロナへ復帰したダニ・オルモだ。
推定年俸は1250万ユーロ(約21.2億円)を記録している。
バルセロナの下部組織で育ったオルモは、2014年夏にディナモ・ザグレブの下部組織へ移籍するという異例の決断を下した。
クロアチア行きは大きな賭けでもあったが、結果的に彼のキャリアを大きく押し上げることになった。
ディナモ・ザグレブでは公式戦124試合に出場し、34得点28アシストを記録。その名を欧州中に広めていった。
2020年1月にはRBライプツィヒへ移籍すると、ドイツの地でもその才能を遺憾なく発揮。オルモの活躍ぶりは母国スペインにも届き、FIFAワールドカップカタール大会ではスペイン代表メンバーに名を連ねた。
そして2024年8月、バルセロナが5500万ユーロ(約95.3億円)の移籍金を投じてオルモを呼び戻した。
ラ・リーガ初挑戦となった昨季は、リーグ戦25試合に出場し10得点4アシストを記録している。
度重なる怪我の影響でシーズンを通じて本来の力を発揮しきれなかったものの、ラ・マシア(バルセロナの育成組織)仕込みのテクニックとゲームメイクで攻撃に厚みをもたらした。
能力の高さは誰もが認めるところであり、フルシーズンを戦い抜くことができれば、さらなる評価と共に年俸の上積みも期待できるだろう。