昨シーズン、圧倒的な強さで国内3冠を成し遂げたスペインの名門バルセロナ。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、バルセロナの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点[3/5ページ]
8位:ロナルド・アラウホ(ウルグアイ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1999年3月7日
推定年俸:1250万ユーロ(約21.2億円)
24/25リーグ戦成績:12試合1得点1アシスト
最新の推定年俸ランキングで8位に入ったのは、今季開幕からキャプテンマークを託されたロナルド・アラウホだ。
推定年俸は1250万ユーロ(約21.2億円)となっている。
2018年夏、母国ウルグアイのボストン・リーベルからバルセロナのBチームへ加入したアラウホは、当時まだ無名に近い存在だった。
また、2019年10月のセビージャ戦でトップチームデビューを果たしたものの、出場からわずか14分で退場処分を受けるという、苦い船出となった。
それでも諦めることなく努力を重ね、2020/21シーズンにロナルド・クーマン監督の信頼を得ると、類まれな身体能力を武器に一気にレギュラーへと定着し、次第にクレ(バルセロナのファン)からの信頼を勝ち取っていった。
しかし、昨季は怪我でシーズンの大半を棒に振っており、1250万ユーロ(約21.2億円)という年俸に見合うだけのパフォーマンスを発揮できず、不完全燃焼に終わった。
今夏にはイニゴ・マルティネスがアル・ナスルへと移籍し、守備に不安を抱えるチームにとって、アラウホの完全復活は何よりも待ち望まれる。