昨シーズン、圧倒的な強さで国内3冠を成し遂げたスペインの名門バルセロナ。その中で最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回は、バルセロナの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月12日時点[3/5ページ]
3位:ラフィーニャ(ブラジル代表)

【写真:Getty Images】
3位:ラフィーニャ(ブラジル代表)
生年月日:1996年12月14日
推定年俸:1667万ユーロ(約28.3億円)
24/25リーグ戦成績:36試合18得点11アシスト
バルセロナで3番目の年俸を受け取るのは、昨季キャリアハイの数字を残したラフィーニャだ。
推定年俸は1667万ユーロ(約28.3億円)で、堂々のトップ3入りを果たした。
リーズ・ユナイテッドから加入した当初の2シーズンは、やや物足りない印象が強く、昨夏には放出の噂も絶えなかった。
しかし、昨季就任したハンジ・フリック監督の起用法で状況は一変する。
ラフィーニャをよりフィニッシュ局面に専念させることで才能が開花し、公式戦57試合で34得点25アシストを記録。一躍、ラ・リーガ屈指のアタッカーへと成長を遂げた。
昨季はラミン・ヤマル、ロベルト・レヴァンドフスキと共に形成したトリデンテで公式戦94得点を叩き出し、圧倒的な攻撃力を示した。
さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも輝きを放ち、13得点9アシストの大活躍で得点王とアシスト王をダブルで獲得。ヨーロッパの舞台でも名実ともに一流のアタッカーであることを証明した。
爆発的なスプリント、鋭い左足のシュート、そして前線からの献身的な守備。攻守両面での働きはフリック戦術に欠かせないピースとなっている。
かつては不安定さに悩まされたラフィーニャだが、昨季は高額年俸にも見合う圧巻のパフォーマンスを披露した。
今季も同じ輝きを維持し続けられるか。彼の出来が、バルセロナの攻撃力を大きく左右することになるだろう。