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「ソン・フンミンの韓国を無視」海外メディアがW杯のダークホースに日本を選出。韓国紙が敏感に反応「日本の名前があって韓国はない」

text by 編集部 photo by Getty Images

 データサイト『transfermarkt』は現地時間11日に、2026 FIFAワールドカップにおいてダークホースになる可能性のある4つの国を選出した。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は12日に、サッカー日本代表が選ばれていた一方で、韓国代表の名前がなかったことを伝えている。

W杯のダークホースになり得る国に日本が選ばれるも

アメリカ代表戦に臨んだサッカー日本代表

【写真:Getty Images】

 『transfermarkt』は、「2026年に世界に衝撃を与えるのはどの国なのだろうか。日本は世界最速で予選を突破した」と前置きし、来年のW杯で日本がダークホースになる可能性があると指摘した。

 この発表に対して『スポーツ朝鮮』は、「ソン・フンミンがいる韓国を無視。北中米W杯のダークホース予想に日本の名前があって韓国はなかった」と述べた上で、次のように報じている。

「移籍情報で有名な『transfermarkt』は、来年に迫ったW杯でダークホースになり得る4つの国を予想した。すでに本大会の切符を獲得している韓国は選ばれなかった。一方で、アジア最終予選を首位で突破した日本を最初に選出している」

 そして、「韓国代表は、9月の代表ウィークで開催国のアメリカ合衆国代表を2-0で撃破した。メキシコとは2-2で引き分けている」と述べた上で、「同じ対戦相手と試合をした日本は1分1敗という結果に終わった」と、9月の親善試合で韓国の方が良い結果を残していると強調した。

 また、「しかし、このメディアは、日本が開催国を除いて最速で本大会行きを決めたことを高く評価したのだろう。移籍情報専門のサイトらしく選手の市場価値とFIFAランキングをある程度反映したものと考えられる」と述べつつ、「ダークホースになる可能性のある4つの国に選ばれたのはいずれもFIFAランキング20位圏内の国であり“ベスト16候補”だ」と、あくまでもベスト16進出の可能性が高い国を選んだにすぎないのではないかと指摘している。

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