“世界最高峰“と呼ばれるプレミアリーグに日本人選手が毎年のように移籍を果たしている。今夏も新たな選手が挑戦を決断した中で、最も高額な移籍金で移籍した選手は誰なのか。今回は、移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や成績は『transfermarkt』を参照
1位:遠藤航(えんどう・わたる)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年2月9日
移籍先:シュトゥットガルト→リバプール
移籍日:2023年8月18日
移籍金:2000万ユーロ(約32億円)
1位には、2023年夏にシュトゥットガルトからリバプールに完全移籍した遠藤航がランクインした。
2018年夏に行われたロシア・ワールドカップ(ロシアW杯)で出場機会が訪れなかった遠藤は、大会終了後に浦和レッズからシント=トロイデンに完全移籍。25歳で欧州に渡った。
2019年夏に当時ドイツ2部のシュトゥットガルトに移籍すると、1年目から主力としてブンデスリーガ昇格に大きく貢献する。
2021/22シーズンからは主将に就任。中盤における激しい球際での強さを武器に、リーグにおけるデュエルランキングで上位の常連となった。
シュトゥットガルトでブンデスリーガ屈指のボランチとして評価を高めると、2023年夏にバプールへ完全移籍。移籍金はプレミアリーグにおける日本人では史上最高額となる2000万ユーロ(約32億円)を記録した。
1年目の移籍直後こそ適応に時間がかかったが、中盤戦以降からはレギュラーとして活躍。アルネ・スロットへと監督が交代した2年目は戦術的な変更もあって主にサブでの起用がメインに。
それでも、守備固めとして試合を締めるクローザーとして自らの役割を確立させ、プレミアリーグ優勝に大きく貢献した。
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