UEFA.comのXは、「2013年の今日」と綴り、現在はリヴァプールでプレーするエジプト代表FWモハメド・サラーの12年前のゴール動画を投稿した。FCバーゼル在籍時に挙げたその得点は、スタンフォード・ブリッジで決めた、完璧なコントロールシュートだった。
モハメド・サラーの12年前のゴール
2013年の9月19日に行われた、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループステージ第1節、チェルシーとバーゼルの一戦。
ジョゼ・モウリーニョ監督がチェルシー復帰後、初めて迎えた欧州CLのゲームということもあり、注目度も高かった一戦。ホームチームは、45分にオスカルが得点を奪い、先制に成功する。
それでも迎えた71分、当時21歳のサラーが試合を振り出しに戻すゴールを決める。
バーゼルは、ボックス手前でワンタッチパスが繋がると、ボックス内右でフリーになっていたサラーにボールが渡る。これを得意の左足でダイレクトで振り抜くと、見事にコントロールされた低弾道のシュートは、ゴール左隅に吸い込まれた。
この得点で勢いに乗ったアウェイチームは、81分にはマルコ・シュトレラーが逆転ゴールをマーク。バーゼルは敵地でチェルシーを2-1で下した。
この試合から13年が経過した今でも、欧州最高峰の舞台でプレーしているサラー。17日に行われたアトレティコ・マドリード戦では、見事なゴールを決めた33歳は、再びリヴァプールを欧州一の座に導くことができるのか注目だ。
