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お金を使いまくったのは!? 25/26夏の移籍金総支出ランキング6~10位。なんと昇格組も!?

シリーズ:“爆買い”移籍金支出ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 欧州主要リーグの夏のマーケットが閉まった。今シーズンも多くの選手が活躍の場を求めて新天地を目指したが、その中には巨額な移籍金でサッカー界の話題を集めた「ビッグディール」も。夏の移籍市場で今シーズン最も多くの資金を投じたクラブはどこだろうか。今回は移籍市場における各クラブの総支出額をランキング形式で紹介する。[3/5ページ](移籍金は『transfermarkt』を参照)

8位:マンチェスター・シティ(イングランド)

マンチェスター・シティMFタイアニ・ラインデルス
【写真:Getty Images】

総支出額:2億690万ユーロ(約351.7億円)
移籍金最高額:タイアニ・ラインデルス(5500万ユーロ/約93.5億円)

 昨夏の移籍市場で消極的な立ち振る舞いに留まっていたマンチェスター・シティは、その反動として前半戦にジョゼップ・グアルディオラ体制では歴史的な低迷を余儀なくされた。

 この反省を踏まえて今冬から大規模な世代交代を行っており、今夏にもケビン・デ・ブライネやイルカイ・ギュンドアン、ジャック・グリーリッシュ、マヌエル・アカンジ、エデルソン、カイル・ウォーカーらを放出。トレブルを達成した2022/23シーズンの主力との別れを決断した。

 彼らを放出した代わりに、今夏の移籍市場では20代前半から中盤にかけた即戦力の獲得に成功した。

 今夏の最高額での獲得となったタイアニ・ラインデルス(←ミラン)はFIFAクラブワールドカップからチームの中心となっており、ライアン・アイト=ヌーリ(←ウルブス)やライアン・チェルキ(←リヨン)も個性的なキャラクターを活かしてチームのアクセントとなっている。

 移籍市場の最終日にはエデルソンをフェネルバフチェに放出した一方で、新守護神としてジャンルイジ・ドンナルンマ(←パリ・サンジェルマン)を獲得した。

 前任者とは大きくプレースタイルが異なる選手ではあるが、デビュー戦となったマンチェスター・ダービーで早速ビッグセーブを披露するなどクオリティを示している。

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