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お金を使いまくったのは!? 25/26夏の移籍金総支出ランキング1~5位。トップはなんと800億円!?

シリーズ:“爆買い”移籍金支出ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 欧州主要リーグの夏のマーケットが閉まった。今シーズンも多くの選手が活躍の場を求めて新天地を目指したが、その中には巨額な移籍金でサッカー界の話題を集めた「ビッグディール」も。夏の移籍市場で今シーズン最も多くの資金を投じたクラブはどこだろうか。今回は移籍市場における各クラブの総支出額をランキング形式で紹介する。[2/5ページ](移籍金は『transfermarkt』を参照)

4位:ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド)

ニューカッスル・ユナイテッドFWニック・ヴォルテマーデ
【写真:Getty Images】

総支出額:2億7885万ユーロ(約470億円)
移籍金最高額:ニック・ヴォルテマーデ(7500万ユーロ/約127.5億円)

 今夏のニューカッスル・ユナイテッドは、昨季のチーム得点王のアレクサンデル・イサクが強行的な姿勢で移籍を希望したことにより、彼の行動に大きく振り回されるマーケットとなった。

 当初は放出に消極的だったとされたが、移籍市場の最終日に1億4500万ユーロ(約246.5億円)というプレミアリーグ記録の移籍金でリヴァプールに移籍した。

 カラム・ウィルソンも退団していたことから最低でも2人のストライカーの補強が必須となり、クラブ記録でニック・ヴォルテマーデ(←シュツットガルト)を獲得。昨季のプレミアリーグで19ゴールを記録していたヨアン・ウィサ(←ブレントフォード)も新戦力に加えた。

 今季のニューカッスルは2シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)へ出場することを受け、スカッドの層を厚くするための補強も行っている。

 アンソニー・エランガ(←ノッティンガム・フォレスト)やジェイコブ・ラムジー(アストン・ヴィラ)、マリック・チャウ(←ミラン)、アーロン・ラムズデール(←サウサンプトン)を獲得した。

 エディ・ハウのチームはハードワークが必須であり、結果的には過密日程の中でも強度とクオリティを維持するための大型補強に成功したと言えるだろう。

 一方で5月にポール・ミッチェル前スポーツ・ディレクターが退任したことによるSD不在の余波は大きく、何人もの新戦力候補の獲得を逃すことにも繋がった。

 フロントの強化は今後に向けても必須だろう。

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