チャンピオンシップ(英2部)のブラックバーン・ローヴァーズに所属する28歳の日本代表DF森下龍矢は、今夏に獲得した10人の選手の中で最も注目を集め、補強の成功事例として挙げられている。英メディア『フットボールリーグワールド』のサイモン・ミドルハースト記者が18日に高評価を下した。
森下龍矢、すでにブラックバーン・ローヴァーズにとって欠かせない存在に
森下は昨季までポーランド1部のレギア・ワルシャワに在籍し、チームの主力として活躍していた。そして、今夏には移籍金173万ポンド(約3億5000万円)でブラックバーンに移り、1年間の契約延長オプション付きの3年契約を結んでいる。
現地時間13日に行われたチャンピオンシップ第5節のワトフォード戦では先発起用され、日本代表FW大橋祐紀との連携から決勝点を叩き込み、1-0の勝利に貢献していた。
ミドルハースト記者は森下について「彼はブラックバーンで、本当に素晴らしいエキサイティングなスタートを切った。早くもゴールを決めたのは最高だ。ピッチ上だけでなくチーム全体にエネルギーをもたらしているし、すでにチームに溶け込んでいるように見える。レギアのサポーターは彼の売却をとても残念がっていた。この移籍金額を考えれば当然だろう。彼は間違いなくブラックバーンのファンにとってワクワクさせる存在で、これから大きな成果をもたらしてくれるはず。イスマエル監督も強く獲得を望んでいた選手であり、本当に良い補強だと思う。これから彼のベストを見せてくれることを期待している」との評価を下した。昨年リーズ・ユナイテッドをプレミアリーグ昇格へ導いた日本代表MF田中碧のような活躍もあり得るかもしれない。
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