国際サッカー連盟（FIFA）は18日、最新のFIFAランキングを発表した。韓国メディア『OSEN』は同日に、サッカー韓国代表の現在の順位が来年のW杯の組分けで有利に働く可能性を伝えている。

韓国による本戦の展望

【写真：Getty Images】

　9月に行われた試合では、メキシコ代表（14位）と2-2の引き分け、アメリカ合衆国代表（16位）との一戦は2-0で勝利した韓国代表。1勝1分という成績を残したことで、今回の発表では前回と変わらず23位という結果だった。

　同メディアは、「W杯の組分けでポット2が安泰の韓国。カナダ代表やスロバキア代表、ニュージーランド代表と同じ組になれば史上最高の蜂蜜組が誕生する」と題して、次のように述べている。

「韓国サッカーは、W杯予選の抽選をポット2で迎える。これは歴代でも初めてのことだ。来年に迫った北中米W杯を前に、組分け抽選での有利不利に関心が集まっている。FIFAは、ランキングの順位に応じて、本戦出場国を4つのブロック（ポット1〜4）に分ける。現在23位の韓国は、ポット2となる可能性が高い」

　そして、「これまでの大会はポット3に分けられたことで、強豪国との対戦を避けることができなかった」と前置きし、「今回は比較的容易なグループとなる可能性が高まっている。実際に、カナダ（28位）、スロバキア（42位）、ニュージーランド（83位）と同じ組になった場合、“史上最高の楽な組み合わせ”が誕生すると言えるだろう」と、ポット2を維持することのメリットを強調した。

　一方で、「欧州予選でグループ1位になれなかった国が、プレーオフを経てポット4になるケースもある。ドイツ代表、イタリア代表、ベルギー代表などが代表的な例だ。最悪の場合、フランス代表、パラグアイ代表、ドイツ代表、韓国となる可能性もある」と、ポット2で組分けを迎えたとしても、欧州予選の結果次第では難しいグループになる場合もあると指摘している。

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