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コラム 3か月前

現在のプレーはもったいない?母国で輝きを放ったラッシュフォード。ヤマル不在で見えたバルセロナの課題とは【東大分析官の視点】

シリーズ:東大分析官の視点 text by 阪田天祐 photo by Getty Images

母国で輝きを放ったラッシュフォード

 後半になるとホームチームのブロック守備の間延びが目立ち始める。

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 そして迎えた58分。ラフィーニャの仕掛けで相手を押し込むと、サポートに入ったDFジュール・クンデが切り返しから左足でクロスを上げる。

 このボールをボックス中央に構えていたラッシュフォードがドンピシャのヘディングで合わせ、バルサが先制に成功した。

 さらに67分、クリアを回収したラッシュフォードが、右に流れながら運んで右足一閃。誰もが度肝を抜かれる鮮烈なシュートがゴール左上隅に突き刺さり、2点のリードをもたらした。

 終盤に1点を返されるも、バルサは危なげなく試合を終わらせ、このまま1-2で勝利。イングランドの地で、マンチェスター・ユナイテッドの元10番が再び輝きを放った。

この日2ゴールを挙げ、チームを勝利に導いたラッシュフォード。持ち前の得点力を見せつけた形だが、彼の強みはどこにあるのだろうか。

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