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コラム 5か月前

W杯が危うい…。強豪だったイタリア代表はなぜ凋落したのか。様々な要因が絡み合う負の連鎖【コラム】

シリーズ:コラム text by 佐藤徳和 photo by Getty Images

「終わった」悪夢はあの日から…

 2018年大会予選プレーオフの相手はスウェーデン。ズラタン・イブラヒモヴィッチはすでに代表から引退し、勝てるとの見方が大勢を占めていた。

 しかし、敵地での初戦を0-1で落とすと、サン・シーロに迎えた第2戦はスコアレスドロー。1958年以来となる本大会出場を逃した。ジャンルイジ・ブッフォンは「終わった。時は残酷だ。申し訳ない気持ちだ。我々は失敗した」と涙して、国民に敗退を詫びた。

 ユーロ2020で優勝して迎えた2022年予選。強豪国との対決を避けることができ、首位通過は確実と思われた。だが、首位スイスに続く2位にとどまり、またしてもプレーオフに回ることとなった。

 4カ国によるミニトーナメント方式で、イタリアは準決勝で北マケドニアとの対戦。決勝には勝ち進むという見方が下馬評だったが、パレルモで行われた一戦に敗れた。イタリアは32本のシュートを放ちがならも得点を奪えず、アディショナルタイムの失点により、2大会連続でW杯を逃すこととなった。

 決勝ではポルトガルとの対戦で、仮に勝ち進んでいてもクリスティアーノ・ロナウドを擁する強国との敵地での一発勝負に勝てたとは到底思えなかった。

 現地メディアはすでにプレーオフのシミュレーションを行っている。2位グループでイタリアは12チーム全体の5位だ。前回大会に続き今大会もミニトーナメントが採用される。ただし、今大会は枠が1つ増え、16チームで4つの本大会出場権枠を争う。上位8チームがシード扱いとなり、準決勝の初戦を本拠地で戦う。

 また、24/25シーズンのUEFAネーションズリーグの総合順位に基づき、W杯予選グループで2位以内に入れなかったネーションズリーグ(NL)のグループ勝者のうち、成績上位4チームがプレーオフに進出する。そして、プレーオフ・ポットの構成は、11月のFIFAランキングによって決定される。

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