1992年に創設されたプレミアリーグでは、数々の「神童」と呼ばれる選手たちが10代から活躍してきた。その中で最も若い年齢でピッチに立った選手は誰なのか。今回は、プレミアリーグにおける最年少出場記録をランキング形式で紹介する。※情報は9月19日時点。データは『transfermarkt』を参照[5/5ページ]
1位:イーサン・ヌワネリ(U-21イングランド代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:2007年3月21日
プレミアリーグ初出場:2022年9月18日(対ブレントフォード)
所属クラブ:アーセナル
当時の年齢:15歳5ヶ月28日
1位には、2022年9月18日に行われたブレントフォード戦にて、15歳5ヶ月28日でデビューしたイーサン・ヌワネリがランクインした。
ブカヨ・サカらを輩出したアーセナルの下部組織出身のヌワネリは、2022/23シーズンの第8節ブレントフォード戦でトップチームの試合に招集された。
当時の時点でヌワネリはセカンドチームにあたるU-21でも1試合にしか出場しておらず、U-18を主戦場としていた。
その選手がいきなりプレミアリーグの試合でベンチ入りすることは異例であり、3-0とリードしていた展開もあって90+2分に途中出場を果たす。
15歳5ヶ月28日でピッチに立ったヌワネリは、2019年5月4日にハーヴェイ・エリオットが樹立していたプレミアリーグ最年少出場記録を16歳1ヶ月から大幅に更新した。
歴史上はじめて15歳でプレミアリーグの試合に出場した選手となった。
先述した通り、当時のヌワネリはセカンドチームでの出場機会もほとんどなく、同シーズンはブレントフォード戦が唯一のトップチームでのメンバー入りに。
続く2023/24シーズンにU-21で絶対的な主軸へと成長し、2024/25シーズンから満を持してアルテタが率いるトップチームの戦力へと定着している。
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