バルセロナは現地時間21日、ラ・リーガ第5節でヘタフェCFとのホームゲームに臨み、3-0で快勝した。この一戦では、FWフェラン・トーレスが2ゴールをマーク。中でも、先制点となった得点は、バルセロナらしい美しい“崩し”から生まれたゴールだった。
“バルサらしい”ゴール
今節もトレーニング施設内にある「エスタディ・ヨハン・クライフ」で戦うことを強いられたバルセロナ。ラミン・ヤマルらを負傷で欠く中、ハンジ・フリック監督は、ロベルト・レバンドフスキとF・トーレスを同時起用し、出場機会の減少が指摘されているダニ・オルモをスタメンに並べた。
そんな一戦で、完璧なパスワークから得点が生まれたのは15分。ダニ・オルモが斜めの動き出しで、右サイドでボールを持ったラフィーニャからのスルーパスを引き出すと、ボックス内でヒールパス。これをダイレクトでF・トーレスが流し込み、先制点を奪った。流れるような美しいパスワークから、ヘタフェ守備網を突破した“バルサらしい”ゴールだった。
先制点を挙げた背番号「7」は、34分にはカウンターから追加点をマーク。さらに62分には、ダニ・オルモが先発起用に応えるダメ押し弾を奪い、ホームチームが3-0でヘタフェを下した。
リーグ戦連勝を飾ったバルセロナの次節は25日、昇格組のレアル・オビエドと敵地で対戦する。
