サッカー日本代表DF板倉滉が所属するアヤックスは現地時間21日、エールディヴィジ（オランダ1部）第6節で、PSVアイントホーフェンと敵地で対戦し、2-2で引き分けた。この試合でフル出場した板倉は、オランダメディア『Voetbal Primeur』から、高評価を得ている。
板倉滉を攻守で高く評価
【写真：Getty Images】
昨季は熾烈な優勝争いを演じたオランダ屈指の強豪対決。板倉は2CBの一角で、スタメンに名を連ねた。アウェイチームは、7分にイスマエル・サイバリにゴールを許したものの、31分にケネス・テイラーがPKを沈め、同点に追いつく。
しかし、81分にはヤレク・ガシオロウスキにゴールを許し、再び1点を追いかける展開に。それでも86分にオスカル・グローフが値千金の同点弾を挙げ、アヤックスは敵地で勝ち点「1」を獲得した。
同メディアはビッグマッチでフル出場した板倉に対し、先発メンバーの中では、チーム最高タイとなる「7点」を付与。
寸評では「PSV戦でも板倉は、すでにアヤックスで屈指の存在であることを改めて示した。守備では移籍金にふさわしい非常に堅実なプレーを見せ、ビルドアップでもしっかりと価値を発揮している。この試合ではほとんどミスが見当たらなかった」と今夏に最大総額1250万ユーロ（約21億円）とされる移籍金で、ボルシア・メンヒェングラートバッハから加入した28歳を高く評価した。なお、途中出場から同点弾を決めたグローフに、チーム最高の「8点」が与えられている。
アヤックスの次節は27日、ホームにNACブレダを迎える。
