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フォーカス 2か月前

日本人だけで勝手に選定! 2025バロンドールランキング1~5位。最も輝いていたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 2025年のバロンドール受賞者が、日本時間23日に発表された。1956年に創設されたこの賞は、サッカー界で最も権威のある個人タイトルとされ、毎年大きな注目を集めている。では、もし日本人選手限定で2024/25シーズンのベストプレーヤーを選ぶとしたら、誰がその栄誉に輝くのか。今回はクラブとサッカー日本代表での成績をもとに、独自のランキングを作成した。※スタッツは『transfermarkt』を参照。所属は24/25シーズンの在籍先[4/5ページ]

2位:三笘薫

ブライトンFW三笘薫
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年5月20日
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
24/25シーズン成績:36試合10得点4アシスト

 2024/25シーズンに三笘薫は日本人で初めてプレミアリーグで2桁ゴールを達成した選手となった。

 2023/24シーズンは怪我の影響で不完全燃焼に終わる1年間だったが、シーズンオフにファビアン・ヒュルツェラー監督が就任してからは役割が変化している。

 ロベルト・デ・ゼルビ前体制では、主に左サイドに張ってからドリブルで仕掛けてチャンスを作ることが多く求められていた。

 それが新監督の下では大外のプレーだけでなく、内側のレーンでの役割も与えられ、必然的にゴール前でボールに触れる機会が増えた。

 逆サイドからのクロスにピンポイントで合わせるなど、フィニッシュの精度を上げたことが、世界最高峰のリーグで10ゴールを奪うことができた要因だ。

 また、ゴール前でのクオリティを上げたと同時に守備での貢献度も増した。

 攻守に負担が増えたことで、デ・ゼルビ体制では切れ味抜群だったドリブルで相手を抜く機会は減少傾向にあるが、プレーの幅が増えたとも捉えることができるだろう。

 日本代表では[3-4-2-1]の主に左WBで起用され、サイドで起点を作る役割が求められていた。

 ゴールからは遠い位置でのプレーが多かったこともあって所属クラブとは対照的にあまり得点を奪うことができなかったが、攻守においてチームに欠かせない存在感をみせている。

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