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日本人だけで勝手に選定! 2025バロンドールランキング1~5位。最も輝いていたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 2025年のバロンドール受賞者が、日本時間23日に発表された。1956年に創設されたこの賞は、サッカー界で最も権威のある個人タイトルとされ、毎年大きな注目を集めている。では、もし日本人選手限定で2024/25シーズンのベストプレーヤーを選ぶとしたら、誰がその栄誉に輝くのか。今回はクラブとサッカー日本代表での成績をもとに、独自のランキングを作成した。※スタッツは『transfermarkt』を参照。所属は24/25シーズンの在籍先[5/5ページ]

1位:堂安律

フライブルクFW堂安律
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年6月16日
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
24/25シーズン成績:34試合10得点8アシスト

 堂安律にとって、2024/25シーズンは大きく飛躍を遂げる1年となった。

 フライブルクは2023/24シーズン限りで12年半もの長期政権を築いたクリスティアン・シュトライヒ監督が退任。後任にクラブOBのユリアン・シュスターが新監督に就任し、その中で堂安がよりチームの核へと成長した。

 ブンデスリーガでは全34試合のうち33試合で先発出場し、得点、アシストともにキャリアハイを更新する10ゴール9アシストを記録した。

 得意のカットインからのフィニッシュの精度が上がったことに加え、ゴール前に入ってくるタイミングや動きの巧みさが増したことが得点量産に繋がったと考えられる。

 これだけ攻撃面で結果を残した上で素晴らしかったのが守備での貢献度の高さだ。

 右WGを主戦場としながらタックル成功数はリーグ6位の66回を記録。地上戦勝利数はリーグ1位となる177回を記録し、彼のところでボールを奪ってから攻撃に繋がるシーンも多かった。

 チャンスの起点となるだけでなく、ファイナルサードでも精度を出せる選手は貴重だ。

 このフライブルクでの成長は、[3-4-2-1]の右WBで出場することが多い日本代表でも活かされている。

 守備での貢献度の高さや裏抜けなど、これまでの堂安の持ち味だったオンザボール以外のクオリティが増したことで、これまで以上に欠かせない選手となった。

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【了】
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