アイントラハト・フランクフルトに所属する27歳の日本代表MF堂安律は、早くも新天地で存在感を発揮している。テクニカルディレクター兼スポーツコメンテーターのヴォルカン・デミレル氏が、過去に所属していたトルコ1部のフェネルバフチェで、チームに獲得を進言したことがあると明かした。英メディア『ハベルレル』が22日に報じている。
堂安律、2019年にはオランダのクラブでプレー
堂安は2022年7月にPSVからフライブルクへ完全移籍し、昨季は公式戦36試合で10得点9アシストを記録した。その活躍を受けて、今夏にはボルシア・ドルトムントなどから興味を示され、最終的にフランクフルトと契約を結んでいる。そして、加入後の今季公式戦6試合で早くも4得点2アシストを記録。キャリア初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、ガラタサライ戦で2得点に絡み、チームの勝利に貢献していた。
最近ではフル出場を果たす試合が続いており、ますますチームに欠かせない選手へと成長している。
デミレル氏は過去を振り返り、「2019年、堂安は私が追いかけていた選手だった。フェネルバフチェでアシスタントをしていた頃、獲得すべき選手を提案するためのレポートを提出したんだ。時々こういう選手と出会うことがあって、その時に話題にするんだ。誰にレポートを出したかは言わないが、私が記録した選手のことは今でも覚えている。あの時、彼は150万ユーロ(約2億6000万円)程度だったんだ。それでも結局、獲得できなかったよ」と語り、以前から注目していたことを明かしている。
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