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クルゼイロのコンゴ代表FW、ファウル直後まさかの行動でブラジル国内でも話題に「ピッチ上で予想外の動き」「笑いを誘った」

text by 編集部 photo by Getty Images

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)第24節、クルゼイロEC対レッドブル・ブラガンチーノの試合が現地時間21日に行われ、クルゼイロが2-1で勝利した。ブラジルメディア『GAVEA NEWS』は22日に、クルゼイロに所属するコンゴ民主共和国代表FWヤニク・ボラシエが、ファウルを受けた直後に突然腕立て伏せを始めたことでブラジル国内で話題になっていることを伝えている。

ファウル→腕立て?

クルゼイロに所属するコンゴ民主共和国代表FWヤニク・ボラシエ

【写真:Getty Images】

 後半アディショナルタイム(後半AT)、こぼれ球をレッドブル・ブラガンチーノDFヴァンダーランと競り合ったボラシエは、ピッチに倒れ込んでしまう。主審は、ヴァンダーランのファウルと判定した。すると、ピッチに倒れていたボラシエは突然腕立て伏せを始めて、チームメイトの笑いを誘っていた。

 同メディアは、「ボラシエは後半ATに途中出場した。出場時間は限られていたものの、ボールを支配するという部分で重要な役割を果たした」と、パフォーマンス面でも十分な活躍だったと前置きし、次のように述べている。

「何よりもその個性で注目を集めた。試合終盤にファウルを受けた後、コンゴ代表選手は突然ピッチ上で腕立て伏せをすることを決めたようだ。そこにいたファンの笑いを誘い、SNS上で大きな反響を呼んだ」

 また、「この選手がプレー以外で注目を集めたのは、これだけではない。試合後、ロッカールームにいた彼は、レッドブルのライバルであるエナジードリンクを手に勝利を祝う動画に登場した。これは、オーストリアの企業であるレッドブルが経営するブラガンチーノへの皮肉だった」と、試合後に自身のインスタグラムに投稿した動画に関しても、現地で注目されていることを報じた。

 ボラシエのインスタグラム公式アカウントでは、ファウルを受けた直後に腕立て伏せを始めたシーンの動画を公開している。

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