オリンピック・マルセイユは現地時間22日、リーグ・アン(フランス1部)第5節で、パリ・サンジェルマン(PSG)を本拠地「スタッド・ヴェロドローム」に迎え、1-0で勝利した。この試合では、終盤にロベルト・デ・ゼルビ監督にレッドカードが提示された。そんな指揮官の退場後の振る舞いが話題となっている。
デ・ゼルビ監督の退場後の振る舞いが話題に
開幕4試合を2勝2敗で終え、スタートダッシュに失敗したマルセイユ。それでも直近16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のレアル・マドリード戦では、1-2で敗れはしたものの、内容面では光明が見えた。
そんな一戦の後に臨んだ今季最初のダービーマッチ “ル・クラスィク”。ホームチームは開始早々の5分に、新戦力のナイフ・アゲルドのゴールで先手を奪う。
その後はPSGにボールを握られる展開が続く中、効果的なカウンター攻撃と粘り強い守備で、マルセイユは応戦。しかし、勝利が目前となった90分、デ・ゼルビ監督が主審への暴言で退場処分に。それでも、46歳のイタリア人指揮官は、ベンチのすぐ後ろの観客席に腰を添えると、身振り手振りを交えながらコーチングスタッフに選手への指示を伝達。
そのシーンがカメラに抜かれると、日本のサッカーファンからは「ベンチから近すぎる」「3年前のブライトンを思い出す」「デ・ゼルビずるい」など、SNS上では様々な声があがっていた。
試合はこのまま逃げ切ったデ・ゼルビ監督率いるチームが1-0の勝利。フランスを代表する名門同士の一戦を制した。
