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一生困らない!? サウジリーグ最新の高額年俸ランキング6~10位。スター選手の稼ぎは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 欧州の舞台を沸かせたスーパースターたちが、次々とサウジリーグに新天地を求めている。巨額の契約が飛び交う舞台で、誰が最も高額な報酬を手にしているのか。今回は、サウジリーグの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月22日時点[4/5ページ]

7位:エンゴロ・カンテ(フランス代表)

エンゴロ・カンテ
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年3月29日
所属クラブ:アル・イテハド
推定年俸:2500万ユーロ(約42.5億円)

 7位に名を連ねたのは、アル・イテハドのエンゴロ・カンテだ。

 推定年俸は2500万ユーロ(約42.5億円)となっている。

 驚異的な運動量とボール奪取能力で世界屈指の守備的MFと評されてきたカンテは、2015/16シーズンのレスター・シティで奇跡のプレミアリーグ優勝を成し遂げ、一躍その名を世界に広めた。

 翌年移籍したチェルシーでもプレミアリーグのベストイレブンに選ばれる活躍で、個人としては2年連続となるリーグ優勝を達成している。

 さらに、2018/19シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ(EL)、2020/21シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇など数々のタイトルを手にした。

 フランス代表としても2018年のFIFAワールドカップ(W杯)優勝に大きく貢献し、国際舞台でも確固たる地位を築いた。

 しかし、2022/23シーズンは度重なる怪我に苦しみ、リーグ戦の出場はわずか7試合にとどまった。

 2023年夏、長年在籍したチェルシーを離れ、アル・イテハドへの移籍を決断。欧州トップレベルで戦える実力を残しつつも、2500万ユーロという破格の年俸が彼を動かした。

 アル・イテハド加入後は中盤の潤滑油として機能し、2シーズン連続でリーグ戦30試合以上に出場するなど、かつての働き屋の姿を取り戻した。

 30代に差しかかっての大幅な年俸アップという条件を前に、中東行きを選んだカンテ。

 キャリアの残り時間を考えれば、その決断は十分に理解できるものだろう。

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