欧州の舞台を沸かせたスーパースターたちが、次々とサウジリーグに新天地を求めている。巨額の契約が飛び交う舞台で、誰が最も高額な報酬を手にしているのか。今回は、サウジリーグの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月22日時点[1/5ページ]
5位:カリドゥ・クリバリ(セネガル代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1991年6月20日
所属クラブ:アル・ヒラル
推定年俸:3470万ユーロ(約58.9億円)
5位にランクインしたのは、アル・ヒラルでプレーするセネガル代表DFカリドゥ・クリバリだ。
推定年俸は3470万ユーロ(約58.9億円)でトップ5入りを果たした。
FCメスでプロキャリアを開始したクリバリは、2012年にベルギーのヘンクに移籍して評価を高め、2014年夏には775万ユーロ(約13.1億円)の移籍金でナポリに加入した。
ナポリでは在籍8シーズンで公式戦317試合以上に出場。圧倒的なフィジカルと読みの鋭さを武器に守備の大黒柱として君臨し、欧州屈指のセンターバックとして評価を不動のものとした。
2022年夏には、長年噂されてきたビッグクラブ移籍を実現させた。
チェルシーに4190万ユーロ(約71.2億円)の移籍金で加入し大きな期待を背負ったが、プレミアリーグでは真価を発揮できず、わずか1年で退団となった。
その後、クリバリが新天地に選んだのはサウジアラビアの強豪アル・ヒラル。2300万ユーロ(約33億円)の移籍金で中東に渡ることとなった。
加入後は最終ラインのリーダーとして安定感をもたらし、国内リーグやアジアの舞台でも存在感を発揮している。
チェルシー時代の年俸は1779万ユーロ(約30.2億円)。およそ2倍となる年俸を手にしたクリバリのリーダーシップと経験は、新天地でも輝きを放ち続けている。