欧州の舞台を沸かせたスーパースターたちが、次々とサウジリーグに新天地を求めている。巨額の契約が飛び交う舞台で、誰が最も高額な報酬を手にしているのか。今回は、サウジリーグの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月22日時点[4/5ページ]
2位:リヤド・マフレズ(アルジェリア代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1991年3月29日
所属クラブ:アル・イテハド
推定年俸:2500万ユーロ(約42.5億円)
2位にランクインしたのは、アル・アハリ・サウジでプレーするアルジェリア代表FWリヤド・マフレズだ。
推定年俸は5220万ユーロ(約88.7億円)とされ、サウジアラビアリーグでも最高額クラスの契約を結んでいる。
マフレズが世界に名を轟かせたのは、レスター・シティ時代だ。
加入当初は無名に近い存在だったが、2015/16シーズンに奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げた。また、自身もリーグ戦で17得点10アシストを記録し、年間最優秀選手に輝いた。
その後、2018年夏にマンチェスター・シティへ移籍。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下、欠かせない主力として公式戦236試合で78得点59アシストをマークした。
プレミアリーグ4回、FAカップ2回、リーグカップ3回、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む数々のタイトル獲得に貢献し、黄金期を支えた。
2023年夏には3500万ユーロ(約61億円)の移籍金でアル・アハリ・サウジに加入。移籍1年目からリーグ戦11得点14アシストと期待通りの結果を残し、クラブの中心選手として攻撃を牽引している。
マンチェスター・シティ在籍時の年俸は960万ユーロ(約16.8億円)だったが、アル・アハリではその約5倍となる5220万ユーロを手にすることとなった。
欧州で実績を積み上げてきたからこそ実現した超大型契約といえるだろう。