イングランド・カラバオカップ3回戦、リヴァプール対サウサンプトンの試合が現地時間23日に行われ、リヴァプールが2-1で勝利した。この試合で勝ち越しゴールを奪ったものの、ユニフォームを脱いで退場処分となったFWヒューゴ・エキチケについて、チームを率いるアルネ・スロット監督が苦言を呈している。英メディア『The London Standard』が同日に報じた。
エキチケの退場劇が物議
【写真:Getty Images】
1-1で迎えた85分、フェデリコ・キエーザのアシストからエキチケが勝ち越しゴールを決めた。すると、ゴールを決めたエキチケは、ユニフォームを脱いでスタンドのファンに掲げるパフォーマンスを見せている。
しかし、すでに警告を受けていたことから、2枚目のイエローカードを提示されたエキチケは退場処分となってしまった。同メディアは、「(退場処分となったエキチケのパフォーマンスについて)スロット監督は『不必要かつ愚かな行為だ』と指摘した」と前置きし、指揮官のコメントについて次のように伝えた。
「このようなレベルでプレーしたことは一度もないが、いくつかゴールを決めたことはある。もし今回のようなゴールを決めていたら、キエーザのところへ行き、『このゴールは君のおかげだ』と言うだろう。(ユニフォームを脱いだのは)無駄な行為だ。賢いとは思えない。記者たちは愚かな行為だと言うだろう。私もそう指摘した」
米メディア『ESPN』のX公式アカウントでは、「ヒューゴ・エキチケは、すでに警告を受けていた。しかし、得点後にユニフォームを脱いだことで、2枚目のイエローカードを提示されて退場処分となっている。DFジェレミー・フリンポンは信じられない様子だった」と前置きし、ユニフォームを脱いだエキチケに対して、チームメイトが愕然としている瞬間を投稿している。