イングランド・カラバオカップ3回戦、リヴァプール対サウサンプトンの試合が現地時間23日に行われ、リヴァプールが2-1で勝利した。リヴァプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航は、今季初となる先発出場を飾っている。英メディア『EMPIRE OF THE KOP』は同日に、この試合の遠藤のパフォーマンスについて伝えた。
遠藤航は先発出場も厳しい評価
【写真:Getty Images】
43分に、FWアレクサンデル・イサクの加入後初となるゴールで先制したリヴァプール。しかし、76分、遠藤のクリアミスから失点してしまう。その後、86分にFWヒューゴ・エキチケが勝ち越しゴールを奪うことに成功し、2-1でサウサンプトンを下した。
同メディアは、「『スカイスポーツ』の元イングランド代表ティム・シャーウッド氏は、ひどいミスを犯した遠藤を容赦なく批判した」と、失点を招いた遠藤が現地で批判されていることを伝えている。
一方で、「珍しいミスを除けば良いパフォーマンスだった。遠藤は、同点ゴールをうっかりアシストしてしまったことを後悔しているだろう。しかし、彼の心からの献身といつももたらしてくれるものを考慮した場合、批判的になるのは難しい。遠藤をよく理解しているアルネ・スロット監督は、(失点につながったミスは)珍しくずさんな瞬間だったがあまり深くは考えないだろう」と、ミスした場面以外は、良いプレーを見せていたと指摘した。
英メディア『BBC』は、チーム最低評価となる「5.8」とつけた上で、「76分に、遠藤航が自陣ゴールに向かってヘディングシュートを放ち、サウサンプトンが同点に追いついたことで緊迫した試合となった」と、失点シーンについて厳しい言葉を送っている。