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Jリーグ 2か月前

「上手い選手はたくさんいますが…」垣田裕暉が柏レイソルにもたらすもの。「それを自分がピッチで表現したい」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

「イメージ通りに打てたんですけど…」

 一進一退の攻防が続き、試合はスコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 後半は広島が押し込む時間が続いたが68分、柏にビッグチャンスが訪れる。

 垣田がロングパスを受けDF片山瑛一からDF馬場晴也へとつなぎ、MF小泉佳穂がスルーパスを放つと、垣田がボックス内で抜け出し、右足を一閃したがポストを直撃。

「イメージ通りに打てたんですけど入らない。あれをしっかり決めるようにならないと優勝争いをするチームのストライカーは務まらないと思いますし、外国籍選手は、あれを決めてくると思うので、仕留められるようにならないといけない」と悔しさを滲ませた。

 試合を通して垣田のシュートは、この1本のみとなったが、アグレッシブなプレーと得点への貪欲さをピッチで示したことで決定機が生まれたことには間違いない。

 今シーズン、ここまでリーグ戦31試合に出場し5得点、4アシストを記録。持ち味である献身的でガムシャラな泥臭いプレーがチームを機能させている。

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