ブライトンは夏の移籍期限が迫る中で、ガーナ代表DFタリク・ランプティをフィオレンティーナに放出した。その穴埋めが上手くいっておらず、右サイドバックの問題を解決するために、無所属となっている26歳の日本代表DF冨安健洋の獲得を検討しているようだ。英メディア『スポーツブーム』が24日に報じている。
冨安健洋、アーセナル退団後は未だ無所属だが…
冨安は2021年8月からアーセナルに在籍し、加入初年度は序盤から主力として活躍していた。両サイドバックやセンターバックのポジションでプレーできる万能型DFであることを高く評価されていたものの、度重なる怪我により複数回の離脱を余儀なくされ、シーズンを全うできた年はほとんど無し。今年7月には双方合意のもとで契約解除に至り、手術からの回復に専念している。
そんな中、同メディアによると「この経験豊富な日本代表DFにブライトンが移籍の可能性について打診した。冨安は昨季終了後にアーセナルを退団して以来フリーとなっている。復帰の意思があるかどうかを確認するために問い合わせたことが判明した」という。
マッツ・ウィーファー、ジャック・ヒンシェルウッド、フェルディ・カドゥオールも右サイドバックをこなせるが、本職ではない。もしジョエル・フェルトマンが負傷すれば、ファビアン・ヒュルツェラー監督は急場をしのぐしかない状況だ。そのため「冬の移籍市場で新たな右サイドバックを見つけることがクラブの最優先事項となっている」と伝えている。実際に交渉が進展すれば、冨安が日本代表MF三笘薫のチームメイトになるかもしれない。
【関連記事】
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
大失敗…。海外からあっという間に帰国した日本人選手5人
どうして…。20代で引退した日本の超才能6人
【了】
