マンチェスター・シティWFCは現地時間24日、FA女子リーグカップ・グループA第1節でエヴァートンと対戦し、3-1の勝利を収めた。シティに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）MF長谷川唯が今季公式戦2ゴール目を奪い、チームの勝利に貢献した。日本人6選手が同時にプレーした試合で、長谷川が好守から得点を決めた。

長谷川唯がゴール！

　21分、新加入のジェイド・ローズがコーナーキックのこぼれ球を押し込んで、シティが先制に成功する。前半を1点リードで折り返すと、53分に追加点が生まれる。相手GKが手で味方へパスを送り、長谷川がこのボールをインターセプト。その後、フィフィアネ・ミデマーがシュートを放ち、こぼれ球を長谷川が押し込んでネットを揺らした。

　なでしこジャパンMFの圧巻の守備から得点に繋がった。さらに76分、ミデマーがリードを3点に広げると、77分にエヴァートンでの公式戦デビューを果たしたDF北川ひかるが、出場からわずか5分後に初ゴール。右足のスーパーゴールで1点を返されるも、試合はこのまま終了し、シティが3-1で勝利している。

　シティでは、長谷川がフル出場。藤野あおばは61分から出場し、山下杏也加は出番なしに終わった。また、エヴァートンの林穂之香、石川璃音、籾木結花が最後までプレーし、北川が出場した77分からは、日本人6人が同時にピッチに立っている。