2025/26シーズンのプレミアリーグが開幕した。悲願の優勝を目指すアーセナルは今夏に8選手を獲得し、大型補強でチーム全体の人件費も高騰している。今回は、アーセナルの高給取りをランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
8位:ガブリエウ・マルティネッリ(ブラジル代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月18日
推定年俸:936万ポンド(約18.7億円)
25/26リーグ戦成績:4試合1得点0アシスト
8位には、激しいレギュラー争いの渦中にあるブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリがランクインした。
2019年夏にブラジル4部のイトゥアーノから加入した左WGは、2019/20シーズンに負った大怪我を乗り越えてレギュラーに定着した。
2022/23シーズンにはプレミアリーグで15ゴールを奪い、ミケル・アルテタ監督が率いるチームを象徴する選手の1人となっていた。
しかし、近年はヘッドダウン癖に伴う視野の狭さなどで攻撃が停滞する要因になることも多く、批判の対象となることが多かった。
今夏にエベレチ・エゼが加わってからは彼がレギュラーに定着しており、直近の公式戦4試合ではカラバオ・カップ3回戦のみの先発に留まっている。
しかし、出場機会が限定的になってからは奮起したのか、レギュラー再奪取に向けてハイパフォーマンスを繰り返しており、課題だった得点関与の少なさが改善傾向にある。
推定年俸はチーム8位の936万ポンド(約18.7億円)と決して安くはない。
このままサブに落ち着くのであれば放出の可能性もあったかもしれないが、ひとまずは主力として計算されそうだ。