2025/26シーズンのプレミアリーグが開幕した。悲願の優勝を目指すアーセナルは今夏に8選手を獲得し、大型補強でチーム全体の人件費も高騰している。今回は、アーセナルの高給取りをランキング形式で紹介する。［1/5ページ］

※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『Capology』を参照。金額が並んだ選手の順位はサイトの表示に準拠する。情報はすべて9月25日時点。

5位：ヴィクトル・ギェケレシュ（スウェーデン代表）

【写真：Getty Images】

生年月日：1998年6月4日
推定年俸：1040万ポンド（約20.8億円）
25/26リーグ戦成績：5試合3得点0アシスト

　5位には、今夏にエース候補として獲得したスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュがランクインした。

　スポルティングCPに所属していた昨シーズンにリーグ戦39ゴ－ルを決めて得点王に輝いたギェケレシュは、22日に開催されたバロンドール授賞式にて、ゲルト・ミュラー・トロフィーを受賞。世界最高のストライカーとして表彰された。

　そんなスウェーデン代表FWは今夏にアーセナルへと加入している。

　昨季のミケル・アルテタ監督のチームはプレミアリーグで2桁ゴールを記録した選手が1人もおらず、明確な得点源が不在という課題を抱えていた。

　これを解決するべく、ギェケレシュには純粋なストライカーらしい形での得点が求められている。

　開幕戦では決定機に顔を出せなかったが、第2節リーズ・ユナイテッド戦で移籍後初ゴールを記録した。

　裏抜けと強引な持ち出しからパワーショットを放つなど、昨季までのアーセナルにはいなかった9番らしい形で得点を奪っており、スタートダッシュは良好と言えるだろう。

　推定年俸は新加入ながらチーム5位の1040万ポンド（約20.8億円）と高額で、好条件の契約に相応しい活躍が求められている。