2025/26シーズンのプレミアリーグが開幕した。悲願の優勝を目指すアーセナルは今夏に8選手を獲得し、大型補強でチーム全体の人件費も高騰している。今回は、アーセナルの高給取りをランキング形式で紹介する。[4/5ページ]
2位:ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年4月3日
推定年俸:1378万ポンド(約27.6億円)
25/26リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト
2位には、長期離脱中のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがランクインした。
2022年夏にアーセナルに加入したストライカーは、プレミアリーグデビューから9試合で6得点4アシストと多くのゴールに関与した。
しかし、同年に行われたFIFAワールドカップ2022(W杯)で怪我を負って以降は低調なパフォーマンスが続いている。
昨季もプレミアリーグ第17節でようやくシーズン初ゴールが生まれるなど、ストライカーとしての得点力不足が大きな課題だった。
2025年1月に行われた試合で膝の前十字靭帯を断裂すると、現在にかけて離脱をしており、具体的な復帰の見通しは立っていない。
彼が不在の期間にチームはスポルティングCPからスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュを獲得。本職が中盤のミケル・メリーノもストライカーとして活躍するなど代役が十分にいる状況となっている。
こうなると立場がかなり厳しいというのが現状だ。
ほとんど構想外の選手に対して支払う推定年俸1378万ポンド(約27.6億円)はあまりに高額であり、買い手がいる場合は近い将来にも移籍する可能性が高いだろう。