2025/26シーズンのプレミアリーグが開幕した。悲願の優勝を目指すアーセナルは今夏に8選手を獲得し、大型補強でチーム全体の人件費も高騰している。今回は、アーセナルの高給取りをランキング形式で紹介する。[5/5ページ]
1位:カイ・ハフェルツ(ドイツ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1999年6月11日
推定年俸:1456万ポンド(約29.1億円)
25/26リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト
数々のスター選手が揃うアーセナルで、最も高年俸な選手はドイツ代表FWカイ・ハフェルツだった。
推定年俸は1456万ポンド(約29.1億円)と、2位以下に大きく差をつけての1位だ。
2023年夏にチェルシーから加入したハフェルツは、戦術理解力の高さと前線で多くのタスクをこなせる起用さを武器にストライカーのレギュラーに定着した。
2024/25シーズンの途中までは怪我での離脱もほとんどなく、常に計算できる戦力の1人だった。
ところが今年2月に行われたドバイでのキャンプ期間中に手術が必要なハムストリングの負傷を負うと、約3ヶ月の離脱を余儀なくされ、シーズンで最も重要な期間に戦列を離れてしまった。
今季は開幕から実戦に名を連ねたが、エース候補のヴィクトル・ギェケレシュの加入で立場は絶対的ではなくなっている。
開幕戦で途中出場すると、この試合で膝を痛めてしまい、現在は再び長期離脱を余儀なくされた。
稼働率の高さが武器だった選手が立て続けに負傷しているのは気がかりな点だ。
今オフには北中米ワールドカップ(W杯)が控えていることを踏まえると、1日でも早くベストパフォーマンスを取り戻したい。
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