アーセナルは7月4日、26歳の日本代表DF冨安健洋との契約を即時終了することで合意した。そのため次の所属先を探している状況だが、まだ決まっていない。そのような無所属の選手は他にも沢山存在する。英メディア『ワンフットボール』は25日に「市場価値が最も高いフリーエージェント15人」と題し、同選手を1位に選出した。
冨安健洋、怪我がちでも高い評価
冨安はアビスパ福岡からシント=トロイデンVVへ移り、さらにボローニャを経て2021年8月にアーセナルへ移籍。順調にステップアップを続け、ビッグクラブでプレーする権利を得た。加入初年度は序盤から主力として活躍し、すぐにプレミアリーグに適応するポテンシャルの高さを見せつける。その一方で何度か怪我で離脱し、シーズンを全うできた年はほとんどなかった。
昨季は手術に踏み切り、ほぼ出場なし。それを踏まえ、アーセナルと双方合意のもとで契約解除に至っている。
とはいえ、依然として冨安に対する評価は高いようだ。同メディアは「複数の選手が契約満了や契約解除により、現在フリーの状態となっている。彼らは戦力補強を狙うクラブにとって絶好のチャンスだ」とし、冨安の市場価値を1800万ユーロ(約30億6000万円)と見積もって1位に選出した。2位はブラジル代表DFレナン・ロディの1300万ユーロ(約22億1000万円)で、3位はスペイン代表DFセルヒオ・レギロンの600万ユーロ(約10億2000万円)などが続いている。
【関連記事】
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
大失敗…。海外からあっという間に帰国した日本人選手5人
どうして…。20代で引退した日本の超才能6人
【了】
